
バイナリーロールリバーサル
バイナリーオプションは勝率が全てと言っても過言ではありません。このため、安定して勝てる手法を持つ必要があります。
そんなバイナリーオプションで高い勝率が出せると話題なのがロールリバーサルです。
方法も比較的シンプルで基本の延長なので誰でもトレードできるでしょう。
ロールリバーサルとは
ロールリバーサルとはサポートラインとレジスタンスラインが役割を入れ換えることです。
これを使えばかなりの勝率が出せるでしょう。それにはそもそも、サポートラインとレジスタンスラインを知らなければなりません。
まずはこの2つについて見ていきましょう。
前提知識:サポートラインとレジスタンスライン


サポートラインはローソク足の下落を抑える役割があり、レジスタンスラインは上昇を抑えます。
この水平線を引くところは主に多く反発している点や目立つ高値や安値です。
反発した点、高値・安値共にトレーダーがこれ以上は進まないと判断したところなので跳ね返されることが大変多いのです。
例えば、米ドル円のレートが110円で3度止められていたとしましょう。それは、皆が米ドル円の価値は110円が妥当と判断した結果です。
つまり、110円よりは高くなることはないと思われているのでこのレートに近付いた時には相当の売りが入ります。
このため、ラインが有効となるのです。そして、このラインは役割を交換することがあります。サポートラインはレジスタンスラインに、レジスタンスラインはサポートラインになる時があり、そこがトレードの大チャンスなので詳しく見ていきましょう。
ロールリバーサルとは
ロールリバーサルとは、先に挙げたようにサポートラインもしくはレジスタンスラインの役割交換です。
例えば、ある通貨ペアのレジスタンスラインが突破されたとしましょう。そうなると、今度はレジスタンスラインだったものがサポートラインとなって下がるローソク足の勢いを止める役割を持つようになります。(逆もロールリバーサルです)

レジスタンスラインを突破された時にはかなりの伸びが見られます。というのも、レジスタンスラインの上には基本的に損切り(FXの注文であり、負けた時の被害を抑えるためのもの)があるからです。
このようにラインを突破すると抜けた方に大きく伸びることをブレイクと言い、ブレイクの理論は有名なので多くのトレーダーが便乗して買い(バイナリーのHIGH)を仕込みます。
しかし、それで利益を得ようとするトレーダーを食い物にしようとして売り(バイナリーのLOW)を入れ、レートを落とそうとする者がいます。

これはだましと言ってブレイク狙いのトレーダーが最も嫌がることなのですが、元レジスタンスライン付近では「まだまだどんなトレンドにもある一時的な戻りであり、ブレイクするのではないか」と予想して買いを仕込む方がいます。
結果的にレートが上昇するとレジスタンスラインはサポートラインになります。
これがロールリバーサルです。これだけの単純な話ですが、実はロールリバーサルはかなり安全なので多くの方におすさめできる手法です。
それでは、何故安全なのかについて見ていきましょう。
ロールリバーサルは安全性が高い
実はロールリバーサルは大変安全であり、高い勝率が望める手法です。
ロールリバーサルが発生したということは、だまそうとした側の失敗を表しています。
もし、次の画像でレートが上がる方に賭けていた方を蹴落とそうとして下げる側のポジションを持った方からすれば元レジスタンスラインで反発してしまうことはだましの失敗に近いと言えます。

これを見た順張り派は勢い付いてレートが上がる方に賭けることが多いです。このため、結果的にレートが上がります。
だましの失敗となったということは、もうこの先にだます人が少ないことが期待できるので安全に戦えるのです。
どこでエントリーするのか
ロールリバーサルのエントリーポイントは、サポート・レジスタンスラインが入れ替わったことが明確になったタイミングです。 具体的には、入れ替わった後に少し動いたところと言えます。
また、そのようなインジケーターを複数組み込み反発ポイントを高精度でサイン通知してくれるシステムを、俗に「サインツール」と言いますが、
逆張り用のサインツールと組み合わせることで、勝率80%以上を目指すことが容易になります。
本ブログでご紹介しているサインツールも逆張りシステムなので、参考までに確認しておいて下さい。逆張りが何故有効的なのかは。「バイナリーオプションの逆張り手法紹介」の記事をご覧下さい。
ロールリバーサルの注意点
ロールリバーサルはかなりシンプルで勝率も高い手法ではありますが、1つだけ注意点があります。
それは、チャンスではないタイミングで飛び込みエントリーしてはいけないということです。
一番やってしまいがちなのが、ブレイクした後にロールリバーサルしないうちにポジションをとってしまうミスです。
しっかりと反転するのを待たなければだましにあう恐れが小さくないので焦らずにエントリーチャンスを捉えるようにしてください。
せっかくチャンスが生まれそうなのでトレードしたい気持ちはあって当然ではありますが、我慢することが大切です。
また、ロールリバーサルしない場合深追いしないことも大切です。例えば、ブレイクした後にラインまで戻らないこともあります。
まとめ
今回はロールリバーサルについて紹介しました。ロールリバーサルはサポート・レジスタンスラインが入れ替わることであり、これを使えば確率の良いトレードが比較的簡単にできるので大変おすすめです。
エントリータイミングはサポート・レジスタンスラインタッチ+その他反発系インジケーターが反応するタイミングであり、ローソク足がラインと接触しただけでは、エントリー根拠としては薄いということに注意しましょう。
この手法はだましに強いのでバイナリーオプションで安定した利益を上げたい方にぴったりと言えます。
是非参考にしてみてください。
サインだけでトレードするのではなく、自分で学習しながら練度を上げられそうです。