
バイナリーオプションの逆張り手法紹介
バイナリーオプションでは意外にも逆張りが有効です。
順張りとは違って流れに逆らう形なのであまり推奨されてはいませんが、得意としている方もいるので是非挑戦してみましょう。
基本である順張りかできるのが前提ではありますが、逆張りをマスターすればあらゆる相場で戦うことが可能です。
今回は、逆張りとは何か?逆張りの具体的方法について解説します。
- トレンド中の一時的な戻りを抑える方法
- レンジ内のトレード
- トレンドごと変換するのを狙う
- 逆張りのトレード例
- トレンド中の一時的な戻りをを捉える手法
- レンジ相場での逆張り
- 取引時間はどのくらいが良いのか?
- まとめ
目次
逆張りとは??
バイナリーオプションでは取引手法が大きく分けて順張りと逆張りに別れています。
順張りはトレンドの流れの沿ってのトレードという認識で間違いありませんが、実は逆張りには三種類の方法が存在するのです。
その三種類の方法はどのようなものかについて見ていきましょう。
トレンド中の一時的な戻りを抑える方法
トレンドの中の一時的な戻りを抑える逆張りは最も一般的で、逆張りと言えばこの方法を思い浮かべる方が多いです。
トレンドでは上もしくは下に方向感を持ってローソク足が流れていきますが、ずっと同じ方向に流れるのではなく、たまには逆行するのでそこを狙う形です。

少し難しいと言われることが多い手法ではありますが、勝率が高い場所を狙いましょう。
具体的な取引手法に関しては「逆張りのトレード例」を参考にしてください。
レンジ内のトレード
レンジ相場ではローソク足が行ったり来たりします。ここでトレードする場合は、流れに逆らうことになるのでこれも逆張りです。

上手く行けば連続で勝利することができるので大変魅力的と言えるでしょう。近年は値動きが少なく、レンジ相場が非常に多いので環境的にも恵まれています。
海外バイナリーオプションはFXや株と違ってほんの僅かでもスタート時のレートを超えていれば良いので、あまり動かない相場でも問題ありません。
是非、マスターして下さい。
トレンドごと変換するのを狙う
トレンドごと変換するのを狙うのも逆張りの一つです。

これは、ローソク足が大きく動くことが求められるFXで有効な手法であり、最早順張りに近いので今回はこれを利用したトレードは割愛します。
逆張りのトレード例
それでは、逆張り手法の例を見ていきましょう。実際にトレードをする際の参考にしてみて下さい。
ここでは、逆張りで使える手法を2つ紹介します。
トレンド中の一時的な戻りをを捉える手法
まずは、トレンド中の一時的な戻りを捉えてみましょう。まずは、トレードをする前に水平線を引いておきましょう。
引く場所は、過去に反発のあったところや直近の高値や安値です。この近くには損切りや利益確定が溜まっていることが大変多いので、レートが抑えられたり跳ね返されたりする基準になります。
一応このラインだけでトレードはできますがもう少し根拠があると確率の良いトレードが可能です。
そこで、逆張りに向いたインジケーターを利用しましょう。逆張りができるのであれば何を選んでも良いのですが、今回はバイナリーオプション初心者でも使いやすいRSIを使います。
これは、売られ過ぎと買われ過ぎを視覚的に表したものです。数値が70を超えたら買われ過ぎなので売りの目安であり、30を下回ったら売られ過ぎなので買いの目安です。
数値は70・30ではなく80・20にする方もいます。
以上を総合すると次の条件を全て満たしたときがエントリーポイントとなります。
①トレンドの一時的な戻り
②引いたラインでの反発
③RSIのシグナル

レンジ相場での逆張り
レンジ相場とは方向感がなく横ばいにローソク足が推移している状態です。綺麗なレンジ相場では長方形のような形をするので、比較的わかりやすいでしょう。
このレンジ相場は上下の移動を繰り返しやすいので長方形の上端で売りのチャンスであり、下端で買いのチャンスとなります。
まず、レンジ相場でバイナリーオプションを行う場合は、上端と下端がどこなのかわかりやすくするために四角で囲いましょう。
一応これだけでもエントリーできますが、先程の逆張り手法と同様にこれだけでは少し勝率に不安があります。
そこで、最終判断としてインジケーターを使うと良いでしょう。
これもレンジ相場のトレードに向いていれば何でも良いのですがバイナリーオプション初心者でも使いやすいボリンジャーバンドがおすすめです。
ボリンジャーバンドを簡単に説明すると、ローソク足はバンド内に収まりやすいというものです。
数値は1シグマ~3シグマを選ぶことができ1シグマなら約66%・2シグマなら約95%・3シグマなら約99%収まると言われています。
数値は2または3を選ぶのが一般的です。この性質のため、レンジ相場でのトレードには非常に向いています。
ここまでを総合すると、この手法は次の条件を全て満たしたときがエントリーポイントとなります。

①レンジ相場である
②レンジ相場の上端または下端に触れる
③2または3シグマに設定したボリンジャーバンドに触れる
②と③に関しては大体で構いません。
取引時間はどのくらいが良いのか?
逆張りの取引時間は30秒や1分など短期取引よりも5分〜15程度ある方が勝率が高いです。
まず、トレンド相場での逆張りはトレードしている方が多い環境なので比較的動きます。
このため、長すぎず短すぎない5分取引程度が適切でしょう。
15分~のトレードは短期取引と比べてペイアウト率が若干劣るケースが多いですが、スプレッド取引(0.1pips前後不利なレートでスタートすることでペイアウト率を上昇)を行えば十分に補うことができます。
まとめ
今回はバイナリーオプションの逆張り手法について紹介しました。逆張りは大きく分けて三種類の方法があります。
バイナリーオプションで有効なのはトレンド中の一時的な戻りを狙うトレードとレンジ相場でのトレードです。
どちらの方法もチャートにラインを引いた後にインジケーターを使うのがおすすめです。
トレードチャンスは比較的多目なので勝率が安定すれば資金を数倍するのも夢ではありません。
是非参考にしてみて下さい。